VILLAGE VANGUARD
  • 最新記事 最新記事
  • イベント イベント
  • オンラインストア オンラインストア
  • 店舗検索 店舗検索

ヒマつぶし情報

2021.07.08

ぬい撮りするのだ。3.5枚目~おすすめ映画と本~

シェアする

Facebook
Twitter

こんにちは。ぬい撮りしていますか?


今回は趣向を変えてぬい撮り好きにおすすめしたい作品のご紹介をしたいと思います。

もしご興味があればチェックしてみて下さいね!


普段はこんな感じのぬい撮りするときに役立つかもしれない記事書いてます。

前回の記事はこちら

グレムリン(映画)

あらすじ

※一部ネタバレ注意


主人公・ビリーはクリスマスプレゼントに父から貰った不思議な生き物モグワイに「ギズモ」と名付け一緒に暮らし始めます。モグワイには絶対に守らなければいけない3つの誓いがあったのですが、それを破ってしまったことで街中が大変なことに…!

これは私がぬいぐるみ、というかもふもふふわふわした生き物に目覚めた作品だと言っても過言ではありません。たぶんもっと遡れば小さい時に育てていたファービーが原点ですが、その流れでギズモを気に入ったのだと思います。

グレムリンに出てくる「ギズモ」「モグワイ」という種類の生き物であり、ぬいぐるみという設定ではありませんが、CGではなくパペットを使って撮影されているため、まるでぬいぐるみが生きているかのような可愛さがあります。


ギズモの可愛さに反して、映画の内容は少しグロテスクなシーンもあるブラックな映画ですが、それを補っても有り余るギズモの可愛さを見て欲しい!

また、映画を見たことがある人なら分かるのですが、実はギズモ以外にもたくさんのモグワイが登場します。

ギズモの次に有名なのはきっと「ストライプ」。知らないなあ、と思った方もきっと変身後の緑色の気持ち悪い「ストライプ」は見たことあるはず。あの緑色になる前はギズモみたいにかわいい…いや、変身前も結構憎たらしいですね…。もふもふ姿のときもあったんですよ。

そしてグレムリン2 新・種・誕・生では1作目を凌駕する個性豊かなモグワイがたくさん登場します。リーダー格の「モホーク」、落ち着きのない「ダフィー」、前歯がキュートな「レニー」、険しい顔の「ジョージ」。全員憎たらしくて愛おしいモグワイ達です。私の最推しはもちろんギズモです。


最近プライムビデオで1作目も2作目も見放題になったので是非この機会にグレムリンを見てみませんか!

グレムリンを見たらきっとギズモを愛さずにはいられなくなるはず!


プーと大人になった僕(映画)

あらすじ

※一部ネタバレ注意


大人になり妻と子供に恵まれたクリストファーロビンですが、仕事が思うようにいかず、家族との関係もうまくいきません。そんな時、大切なともだちだったプーが突然目の前に現れ、戸惑いながらも大切なことを思い出してゆきます。

私はこの作品をぬいぐるみ映画の最高峰だと思っています。


映画の内容がとても素晴らしいのはもちろんですが、何よりプーさんやピグレット、仲間たちの質感、動きがすごい!

ふわふわして柔らかそうなぬいぐるみなのにしっかり生きてる。ちゃんとぬいぐるみの動きをするんです。表情を大きく変えなくてもこんなにも感情をうまく表現できるんだなあと毎回感激してしまいます!

あと綺麗じゃなくて薄汚れている姿にも、一緒に過ごした日々や、愛着や、離れていた期間などが感じられてじーんと来ちゃいます。


プーさんといえばはちみつですが、もちろんこの作品でもはちみつが登場します。そう、登場するんですが、プーさんがあまりによく出来たぬいぐるみなので、はちみつを手に付けた時に、

「ひ、ひぃ~!!!はちみつで毛がベタベタに…ウワァ…もうこれ取れないよ…」

という、可愛さより何とも言えない気持ちの方が勝ります(笑)

他にも「お昼寝ごっこ」や風船を欲しがるシーンも大好きなのですが、ここで解説するより出来れば実際に見てもらいたい!


背景や色彩などの雰囲気作りもとても美しく、そのままぬい撮りの参考にできそうなシーンがたくさんあります。冒頭のパーティーのシーンやエンドロールのビーチでくつろぐシーンはそっくりそのまま真似したいですね。まあエンドロールではいつも号泣しててちゃんと見れてないことが多いんですけど。


プーさんは子供から大人まで楽しめるキャラクターですが、この映画は大人にこそ刺さります。休みの前日夜に見るのが個人的にベストだと思っているので早く金曜ロードショーで放送してくれないかなあとずっと期待しています。(円盤持ってます)

クーキー(映画)

あらすじ

※一部ネタバレ注意


母親に捨てられてしまった古くて汚れたテディベアのクーキーは、持ち主のオンドラのもとへ帰るために奔走します。しかしそう簡単には帰れずに様々なトラブルに巻き込まれてしまい…クーキーは無事オンドラの元へたどり着くことが出来るのでしょうか!

簡単に言うとチェコ版トイ・ストーリーといった感じです。主人公は赤いテディベアのクーキー。チェコと言えばのマリオネット(操り人形)と実写が融合した不思議な世界観に仕上がっています。

物語に出てくるキャラクターも、おもちゃではなくゴミや神様や何とも言えない不思議な生き物が多めです。本当に不思議なヴィジュアルでチェコというお国柄を味わえます。世界観だけじゃなくストーリーもひと癖あり。

結構残酷だったり、マッドマックスさながらのカーチェイスがあったり、本物の虫や動物が登場したり。

マッドマックスさながらのカーチェイスは見どころのひとつだと思いますが、今回はぬい撮り好きとしてのおすすめなので深くは触れないでおきます。でも本当にマッドマックスさながらなんですよ…。


クーキーをはじめとするキャラクターたちはコマ撮りやCGではなく、マリオネットを使って撮影されているのでとても独特な動きをします。クーキーの耳がぴろぴろするのが可愛くてお気に入り。そしてちゃんとぬいぐるみとして生きています。

クーキーはオンドラにとても大切にされていたので少しボロボロで色あせてしまっていますが、この色あせが「愛され色なんです。「愛され色」という言葉を私が知ったのは「フモフモランド&ぬいぐるみ病院」さんのツイートでしたが、「愛され色」ってとても素敵な表現ですよね。クーキーが自分のことをピンクじゃなくて赤だと主張するたび、愛され色なんだなあとじんわり心が温かくなります。


本編は森でのシーンが中心となっているのですが、大自然とマリオネットの融合がすごく美しくて壮大で本当に素敵です。お気に入りの子たちを連れて森に行きたくなります。いつかチェコの森で撮影してみたいなあなんて思っちゃいます。虫は怖いけど。

ラストシーンで、小さい頃は自分とぬいぐるみだけの世界があったことを思い出す、そんな映画です。

365 Days of Danboard & 366 Days of Danboard(写真集)

漫画「よつばと」に登場する「ダンボー」のフィギュアの写真集です。

365 Days of Danboardが1作目で366 Days of Danboardが2作目。

撮影に使われているダンボーはぬいぐるみではないので正確にはぬい撮りとは違うのかもしれませんが、私のぬい撮りの理想がこの本にすべてつまっています。無機質で表情が無いはずのダンボーなのに、とても表情豊かで体温を感じるぐらい、まるで生きているかのように命を吹き込まれているのです。

1作目の365 Days of Danboardの初版が2011年ということで、日本でぬい撮りがブームになるよりもずっと前にこんな素敵な写真集が発行されていたんです。


これはいろいろ説明するより実際に見てもらった方が早いので、撮影したArielle Nadel(アリエル ナデル)さんのHPのリンクを貼っておきます!365 Days of Danboardと366 Days of Danboardに収録されているお写真も見れちゃいますよ。

Arielle NadelさんのHP

Twitterではアルフのぬい撮りもアップされていて、それがまたとっても可愛いのでよかったらこちらも是非!

Arielle NadelさんのTwitter

ぬいパパ(漫画)

お次はこれまでとはうってかわって最近発売された漫画のご紹介です。

タイトルの通りぬいパパをテーマにした漫画です。ぬいぐるみが出てくる漫画はあれど、ぬいパパを主題に据えた漫画は私は見たことがありませんでした。

ぬいの漫画ですが、ジャンルで言うとゆるめのBLになると思うのでそこだけご了承のうえチェックしてみて下さいね!


主人公の国丸はひょんなことからぬいを手にしてしまった完全なぬいパパ初心者なので、国丸といっしょにぬい撮りやぬいのことを一緒に勉強できます。既にぬいママぬいパパになってる方も、

「それ!!!!!!」みたいな気持ちで応援したくなります!


上4つの作品と違い、こちらに登場するのは人型のぬいぐるみ。漫画やアニメのグッズで登場するような「ぬい」です。聖地やコラボカフェに連れて行ったり、お洋服を揃えてあげたり。

私もそれなりにオタクなのでうちにも何人かいますが、私が初めてこういうぬいをお迎えしたときに読みたかったですね、ぬいパパ。

ぬい撮りする人だけじゃなく、ぬいの服を作る人、プライズぬいを乱獲する人、いろんなぬいオタクにおすすめしたいです!もっと言うとぬいのオタクだけじゃなくて普通のオタクでも楽しめる作品だと思います。(普通のオタクって何でしょうね…)


こちらはコミックスが発売されていますが、最初は作者の灯乃モトさんが個人的にTwitterにアップされていた作品なので、今でもそちらで何話か読めます!

灯乃モトさんのTwitter

おわり

5作品ご紹介しましたが気になったものはありましたでしょうか?

他にもご紹介したいものはあったのですが今回は特にお気に入りのものを選びました!全て知っててチェック済みという方は私と握手!


そして次回はまたぬい撮りにしていくかと思います。またね~!

ぬい撮りカメラマン


この記事を書くためにクリスマスぶりにグレムリンを見ましたがやっぱり最高でしたね。

\シェアする/